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インド旅行記(3) - デリーからアーグラへ -

メイン・バザール牛はあちらこちらに
ニューデリー駅ホーム列車で凝視する人々
門から見たタージ・マハルタージ・マハル
ムトン・バヤーニーインドビール
■デリー --(列車)--> アーグラ

2月27日。朝8時に起床、早速ニューデリー駅にアーグラまでのチケットを買いに走る。駅までのメイン・バザールの道は夜見た姿とは全くことなり異常な盛り上がりをみせていた。雰囲気を簡単に言うと上野アメ横に牛と車と埃と無駄に英語、日本語で話しかけてくる人々を足した感じである。駅前はもっとすごい。インドでの足は、車とオートリクシャという三輪オート、そして自転車で人を乗せるリクシャなどだ。オートリクシャは滞在中よく利用したがニューデリー駅はその溜まり場であり大量にいる。

駅構内に入ると早速変なやつらから「日曜日はチケットセンターが閉まっている。そっちでは買えない。」と腕をつかまれて引き止められた。しかしこっちも4人。そんなやつらの話は聞かず腕を振り払い一気に目的地へ。僕らは駅構内にある"International Tourist Bureau"という外国人専用オフィスに急いだ。この辺も歩き方をチェックすれば大丈夫だ。このオフィスでは"Train at a glance"という30Rsの時刻表を購入することができる。その際お釣り返ってこないの注意。この時刻表は大きく持ち歩くのには辛いが、列車で旅する人には重宝する一品だと思う。

しかしここで問題発生。アーグラにはその日の列車でその日のうちに着きたかったためオフィス内のヘルプデスクで交渉していたのだが、どうやら当日券はオフィスで購入できないとのこと。仕方なく駅1階の地元人も利用するチケットカウンターへ。これがかなり面倒。まず日本人がきたことで騙そうとするやつらが寄ってくる、カウンターの人も面倒になりきちんと対応してくれない、結局1時間も複数のカウンターを渡り歩きなんとか購入した。当日券だったが希望の列車に乗れたことは良かった。

インドの列車はファーストクラスや二等、三等というように階級で分かれている。これは乗ってみないとわからない部分が多いが、短い距離ならSL(Sleeper Class)、長距離なら3A(3段ベッドでエアコン付き)を僕らは選択した。短距離ならもっと低い階級でも良かったが、ある程度きちんと座っていきたい場合には上の方がいいと思う。

それとインド人の性格上自分のことを早く処理して欲しいためチケットを買う場合にもどんどん割り込んでくる。そこで列も窓口にまっすぐというよりも横から割り込む形で窓口に申請用紙を押し込んでおくのがいいのだ。
人間と疑え、図々しくなれ、これがインドで楽しくやる秘訣なのだ。

最後にアーグラからさらにその先のバナーラスまでの寝台チケットの予約をオフィスに戻ってした。オフィスではドル払いができたりチケットもきちんとプリンタで印字してくれるのがうれしい。


■アーグラへ
チケットに手書きで書かれた列車番号を解読し、プラットホームナンバーを確認してからホームへ。昼の11時半、予定通りニューデリー駅を発った。目的地であるアーグラ・カント駅(Agra Cantt Sta.)までは約3時間ほどだった。
列車から見える風景は民家あり、草原あり、用を足している人あり、牛あり、犬ありとカオスな印象。やや埃っぽいが晴天で気候は非常に過ごしやすい。列車内は物売りが激しく行き交う。列車に乗り合わせたインド人は僕らをジーっと凝視し好奇の目で見てくる。親しくしたいというよりかは敵対的な目だ。デジカメを取り出すとやや驚きながらもまた僕らを見つめていた。

アーグラ・カント駅に着き、その駅前を歩き出すとリクシャが大量に売り込んでくる。しかしこれを見て僕もムキになったのかどんな値段を提示されても頑として乗ることなく歩き続けた。その距離5-6kmぐらいか。アーグラ・カント駅からタージ・マハルそばまで歩ききってしまった。その間同じリクシャがずーっとついてくるほど彼らは商売熱心だ。というかかなりうざったい。幾ら拒否しても日本人の名刺を出してきたりそのエピソードを話したりと切がない。一人10Rs(25円)だったのだから今考えると無理しなくても、と思うがこれの意地が旅行の思い出となる。
また歩き方を信用して地図を見て歩いたが、どうもある道ない道が出現。これでは歩き方どころか迷い方だった。歩き方と言えども開拓しきれてない部分があるらしい。というか歩くのがおかしいのか...

ともかくホテルを、と思った目先にパラダイスというホテルを見つけた。これまた脇道にあるため見つけづらいが、見た目は中級、宿泊している人は中級以上で僕らみたいな汗だくバックパッカーは場違いだがもう疲れてしまった。一人475Rs。時間的には16時ぐらいだったから1時間半程歩いたらしい。


■タージ・マハル
アーグラと言えばそうタージ・マハルである。椎名誠の本に5分で飽きたとあったこの世界遺産を見るために歩きつかれた体を起こし、その日のうちに見ることにした。タージ・マハルへはホテルからリクシャで10分ほど。30Rs。その周辺は駅同様にリクシャ、ラクダ、馬などカオス状態。さらにタージ・マハルは750Rsという有り得ないぐらいの入場料が必要となる。しかも厳しいボディ・チェックでマッチなどは没収されてしまう。

しかし一歩足を踏み入れその姿を見たときはその大きさと荘厳さに息を飲んだ。宮殿は一気に姿を現すのではなく高い門に囲まれているため焦らすように徐々に見えてくる。これが実に美しい。しかしやはりこの驚きは15分と持たない。最初の一目が非常に大切だ。最後にタージ・マハルの上に上がり中を一目見た。


■初めての晩餐
夕食はタージ・マハル近くのジョニーパレスという店で食べることにした。これは歩き方にも出ており日本人がよく来ると書かれている。ここでムトン・バヤーニー(羊肉入りカレーピラフ、30Rs)とマンゴ・ラッシー(飲むヨーグルトみたいの、15Rs)を食した。味はうまくはなかったがお腹を満たしてくれた。その夜はホテル近くの怪しい酒屋で"KARMA"と"KINGFISHER"というビールを買い一杯やってから、ベッドにもぐった。


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