





■リクシャの乗り方
2月28日。疲れていたのか起きたら朝11時になっていた。朝起きるとクラクションや犬が吠える声でインドにいたことを思い出す。昨晩食べたカレーピラフで飽きてしまったのか朝はホテル近くの Pizza Hut で食べることに。確かにうまい。その後オートリクシャでアーグラ・フォートに向かう。しかし最初に乗ったリクシャで行くと、いきなり運転手の隣に地元の野郎が同乗してきた。男6人で全然進まない上に運転手がワケのわからぬことを言い出す始末。宝石などを買わせるために別のところへ行こうとさせているのだろう。僕らも馬鹿じゃない。スピードが弱まったところで降りた。運転手は切れておまえらクレイジーだとか言ってきたが、こっちも英語で対抗。
リクシャは若いやつが運転しているのは車自体の性能がいい場合が多いが、何か騙そうとか多く金を取ろうとするやつが多い。それに対して年配ドライバーは比較的安心できる。重要なのは乗る前に目的地までの料金をきちんと確認すること。1人の人数なのか4人分なのか。荷物分は含まれているか。料金は英語でかっこよくではなく指で示しながら「5(Five)0(Zero)! Each? For all?」などと言うと完璧だ。数字も「Fifteen(15)」と「Fifty(50)」の違いは大きい。発音だけで聞き取るよりも数字を並べて言ったほうがより安全である。
■アーグラ・フォート
Pizza Hut から無駄に時間をかけたが無事アーグラ・フォートに。入場料は250Rs。本当は300Rsらしいがタージ・マハルの半券があると50Rs安くなるらしい。当日のみ有効のはずが何故か運良くパスできたようだった。
アーグラ・フォートは中世のお城という感じでこれといって新しいものはない。遠めにタージ・マハルを目にできたのは思わず唸ってしまった。
この日は何故か無性に喉が渇く日だった。ペプシと水は滞在中常に持ち歩いていた。
アーグラ・フォートから再度タージ・マハルへと向かった。お土産にタージ・マハル Tシャツを買うためだ。昨晩のうちに相場を見ておいたので値切るのも簡単。50Rsで購入。最初は200Rsとか言ってくるが、帰る振りを何度がしていると底値まで値段が落ちる。これはインド共通で使えるようだ。しかしデリーやコルカタでは安すぎる値段を言うと追い払われる場合もあった。
タージ・マハル周辺は正直カオスなアーグラの中でも群を抜いている。宮殿の美しさとは対照的にハエが道を飛び交い貧しい人々の生活を見て取れる。どうも物悲しくなったが僕らも生きて帰らなければならない。
再度リクシャでホテルへ。この辺のリクシャの相場は行く場所によるが観光地をまわるなら一人あたり10Rsほどか。12時のチェックアウトを過ぎていたがさすがは中級ホテル。出発時間まで無料で荷物を預かってくれた。
■ラジャ・キ・マンディ駅へ
ニューデリー駅で予約しておいたアーグラからバナーラスへの列車チケットを握り締めてラジャ・キ・マンディ駅(Raja Ki Mandi Sta.)へ。駅までは今まで一番性能がいいオートリクシャで向かった。約30分で到着し4人で70Rs。しかし着いたとたん運転手がさらに20Rsを要求。僕らは約束が違うといいはなって無視で駅構内へ。周囲も暗く20Rsぐらいならと思ったが、約束は約束。日本人をなめてもらっては困る。
駅構内はそれほど混雑しておらず日本人の姿もチラホラ。しかしインドの列車はとにかく車両が長い長い。車両が階級別になっているためどの辺に自分が乗る車両が来るのか予測できていないと一苦労する。というのも、この駅には2分しか停車しないためだ。列車は10分遅れで到着。僕らは3Aクラスだったが想像していたよりもキレイで多少狭いが寝るには申し分ない。各ベッドには枕、毛布、タオル、シーツ2枚が全員に無料で支給される。毛布はエアコン対策のため確実に必要である。
トイレは正直入る気があまり起きない感じだ。取り立ててきれいではないが、インドのトイレ事情を考えると誰がどこをどんな手で触ったのかわからない色、臭いがあり、しかも便器からは下の線路が丸見えでスピードを出して走っているのが良くわかる。



