メイン

書籍 アーカイブ

2008年04月26日

ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く!

ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く!
梅田望夫
文藝春秋
売り上げランキング: 169

久しぶりにいい書籍に出会った。金言集は好きで結構読むのだが、同じエンジニアの言葉は本当に体にしみ込んでいくようだ。有名な経営者の言葉は素晴らしいが、エンジニアの言葉は身近でありわかりやすくそして鳥肌ものだ。

この本は梅田さんが書かずしても誰かが書く本だった気がする。しかしながら梅田さんがまとめたところに意味がある。惜しみなく情報共有する彼の言動が好きだ。その雰囲気が好きだ。いつかシリコンバレーに進出したい。いまの状況をどうもっていくかこれが明確になり始めた。

2007年02月26日

デスマーチ

デスマーチ 第2版 ソフトウエア開発プロジェクトはなぜ混乱するのか
エドワード・ヨードン 松原 友夫 山浦 恒央
日経BP社 (2006/05/03)
売り上げランキング: 23434

この本は読む立場によって違う印象を受けるだろう。
PM レベルなら「うちは違う」、担当者なら「うちもそうだ」。

ソフトウェアというと、IT 系、SE などの言葉が連想できて、
顧客からの要件を整理して...
というイメージがまずある。顧客から理不尽な要求仕様を言い渡されて
徹夜・休出覚悟のプロジェクト、が多数存在しそうだし。
#仕様という名のものが落ちてくるならまだましだろう。

ソフトウェアは IT に限らず組み込みもハードに近い部分も
同じ悩みを抱えるのだ。しかしよりユーザに近いレイヤ、もしくは
ソフトウェアによって機能の味付けをするブロックはより
死の行進が早くやってくるのではないだろうか。

著者がいうようにデスマーチプロジェクトはいたるところに存在するのだろう。
けれどもその事実を知って日本でとれる手段として、
会社を辞めるということはなかなか難しい。
ソフトウェア一本で生きていくならまだしもマネジメントの仕事を
少しでも目指した人なら心残りが多いだろう。

デスマーチプロジェクトはそのプロジェクト自体が破綻してしまっていることが
怖いのではないと思う。
そういったプロジェクトを渡り歩いてしまうことが怖いのだ。
つまりデススパイラルこそエンジニア、プログラマにとっては生活に支障をきたす。

個人的にデスマーチプロジェクトから抜け出す方法は
「品質を追い求める」
ことであると直感的に信じている。工数が増えるからダメだ、
品質をあげても効率はあがらない、という問題は同時に起こるが
バグを恐れるエンジニアからすると満足できるレベルはあがり
精神的に満たされる割合が増す。これが今のもしくは次のプロジェクトに
フィードバックされ徐々にではあるが改善されていくと思うからである。

よくこうゆう言葉が世の中に広がると
「おれはデスマーチプロジェクトに参加したんだ」
と自慢の如く言う人間がいるがこれは一番虚しいですな...

2007年01月14日

迷いと決断

迷いと決断迷いと決断
出井 伸之

新潮社 2006-12-14
売り上げランキング : 10973

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ソニー出井さんが語った自らのソニー10年間の歴史。
なにかすごく固い話しの連続かと思いきや、非常に読みやすい。

あのときのあの決断が正しかったか常に迷っていたこと、そして時には間違っていたことも自ら認めている。
振り返って書いているので本当に決断する前に迷いが生じていたか、決断後に迷っていたことに気づいているかは出井さんの中に収められているけども。

「迷いと決断」なんて日頃常に万人が行うことであって、そういう見方をしたらこの本は面白くないんじゃないかなぁ。

経営者は孤独だってところが個人的にはささった。

やっぱり経営者とは常に孤独なのだろう。
逆にそうであるべきであると思う。
周囲の多くの人から意見や相談を求めても最終的に決断を下すのは経営者、自分なのである。その決断が間違いであったときにも「あの人の意見に従ったから」などと言い訳はできない。
孤独であるがゆえに、そして孤独であることを深く自覚することで最良の決断を生み出すための糧となると個人的には思う。

経営者になったことのない僕が生意気にいっても信憑性がないが、
例えばエンジニアが現場でモノを作るときも同じだと思うのだ。
各人がもっている仕事はやっぱり孤独の中でやりとげるべきであって、それを周囲の仲間に相談や意見を聞く事はあってもある形をもって完遂させなければならないのは自分なのだから。

2006年11月24日

入門 Ajax

入門Ajax 増補改訂版入門Ajax 増補改訂版
高橋登史朗

ソフトバンククリエイティブ 2006-10-28
売り上げランキング : 9241

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

なんか自宅で時間がある時にでも面白いもの作ろうと思って「入門 Ajax」なる本を買ってきた。

Ajax は前から興味あって PHP と AWS 使って遊んでいたのでそれなりに壁は低かった。
前は Ajax 黎明期だけあってまだまだ情報も乏しかったのだけど、この手の本が出て Web 上に散らばってる情報が紙媒体として手元にあるのはやっぱり助かる。

Google Maps API のサンプルコードも載っててすごくわかりやすい。
この辺の Ajax 書籍を読むともう JavaScript が神秘的な言語でなんでも出来ちゃう的な内容が多いのだけど、この本はデメリットなんぞも丁寧に書いてあるし心穏やかに読めちゃう。

これきっかけで flickr と Google Maps とのマッシュアップを自分でやってみようと思うのだ。

2006年02月25日

ウェブ進化論

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まるウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
梅田 望夫

筑摩書房 2006-02-07
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

売り切れ気味ってことでちょっと早めに手に入れておいた本。

正直まだ読んでないんだけど、今年に入って一番わくわくする本な気がします。
そろそろ読んでみようかと。

2005年08月23日

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学

4334032915さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学
山田 真哉

光文社 2005-02-16
売り上げランキング : 6
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

だいぶ前にテレビに著者が出ていてなかなかおもしろい話するなと気になっていたので、本買って読んでみました。行き帰りの電車であっさりと読み終わるほどすっきりしてる。

正直会計学なんてこれっぽっちも興味ないんだけども。
この本がおもしろいのは身近なんだけど気づかない、気づいちゃうとトコトン気になる疑問を会計学の視点から暴いていくところ。しかももったいつけなくて良いのだ。

書いてある内容は本当にシンプルで当たり前のことばかりなんだけど、読み終わって二つぐらいはなーるほろ、と言えることがあるんじゃないかと思います。

2005年08月14日

とにかく本を読んでみる

どうも最近いろいろと考え事をしていて、通勤電車の中も音楽を聞き流しながらぼーっと無駄な時間を過ごしてしまっているような気が...いかん。

ということで、Amazon でどんどん欲しい本を買っていこうという計画を実行中。
そしてどんどん電車の中で読んでいこうという計画。
何かおもしろい本、ためになる本があれば誰とも言わず推薦よろしく。
できれば文庫サイズがいいんだよね。荷物重くならないし。

どんどんアグレッシブにしていこう。
どんどん blog 書いていこう。

2005年05月07日

イノベーションへの解―利益ある成長に向けて

イノベーションへの解―利益ある成長に向けて
クレイトン・クリステンセン マイケル・レイナー 櫻井 祐子

おすすめ平均
何という洞察と慧眼!しかし理論と実践のギャップは大きい
MBAな頭をリフレッシュする一冊
前作をしのぐ面白さ!
イノベーションを継続し、競争に勝つ方法を分析した、必読の実践経営学書
現時点,相対評価(和書のうち)として

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

前作「イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき」の続編となる本作。個人的にはまだまだ手に余る内容でしたが前作を凌ぐ面白さでした。

前作を一気に読みきってイノベーションを起こすことの素晴らしさと苦しみをなんとか理解できたものの、クリステンセン氏の研究事例が BtoB 的な内容が多かったためにどうもピンとこなかったのも正直なところでした。

本作はコンシューマエレクトロニクスな話も多く出てくるため実にわかりやすい印象です。実際に破壊的イノベーションを起こすためのエッセンスが書き込まれているわけですが、上級役員でない僕にも(笑)意識して仕事すべき点がいくつかあったように思えます。

内容として特に印象に残っているのは、イノベーションを単発ではなく連続的に起こしていくためのエンジン作りとその中の要素である企業戦略の分類でした。企業戦略については全体から言えば多くのページをさいていませんが、今まで読んだ書籍の中でも一番なるほど、と思えました。
また、「無消費への対抗」「ローエンド型破壊」「顧客が片付けたい用事」など非常にわかりやすい訳語も一度読んだら忘れないキーワードです。

今や音楽プレーヤーは HDD やフラッシュメモリを記録媒体に用いたものに市場がシフトしていますが、女子高生などまだパソコンを持っていない顧客層にはまだまだ MD プレーヤーが売れており、MD を交換して聞く文化が生まれているという記事を目にしたことがあります。
ハイエンドへのパラダイムシフトがエレクトロニクスでは起こっていますが、違うところにイノベーションを起こす余地があるのかもしれないな、とこの本を読んでまた色々考えるようになりました。

最後に、「破壊的」といわれるとどうも発明や創造、さらには直観力といった言葉を連想してしまうのですが、大切なのは他人が気が付いていないもしくは気づいていても実行にうつせていないようなことを実行するだけでもかなりの破壊性があるのではないかと感じています。クリステンセン氏も述べているように、イノベーションは経営者の才気によって起こされるものではなく、理論に基づいているという話が同じようなことを言っているのかなと。

2005年04月17日

理系のための企業戦略論

理系のための企業戦略論
玄場 公規

おすすめ平均
研究開発戦略が秀逸です。
読み物風の教科書
一味違う一冊です
MOT

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

結構前に買っておきながら全然読み進めてなかったですが、やっと読み終えました。結構この手の本や雑誌に目を通していましたが、うまく総括してくれている印象です。

また MOT とはどのようなものなのか、戦略論を考える上で何を見るべきなのかといったマイルストーン的な教科書としては良い本だと思います。特にもうすでに実務に入って経営にあまり興味がない人や興味があっても勉強する時間がない人には需要なキーワードや企業戦略の教科書的やり様を知ることができそうな感じです。

僕もまだまだ社会人1年目。実務でも知識や知恵を蓄積する必要がありますが、たまにこのような本に目を通すことは頭をいい意味でリセットできていいですね。

2005年03月30日

東大生が書いたやさしい株の教科書

東大生が書いたやさしい株の教科書
東京大学Agents

インデックス・コミュニケーションズ 2004-06-07
売り上げランキング : 7,682

おすすめ平均
まず初心者が読むのに良書だと思います
分り易くて面白い!!
株の勉強の

Amazonで詳しく見る by G-Tools

IBM の話をちょっと書いたら思い出しので本のレビューを。この本は珍しく店頭に積んであるのを見て買ってしまったものです。別に"東大生"っていうのにひかれたわけではないんですが...

株のことをちょっと勉強してみようと思って色々探していたんですが、どうも「10万円から始められるデイトレーダー入門」とか「主婦でも簡単〜」的な本が多くてなんか欲しいのとちょっと違うなと。

とりあえず株式市場がどんな仕組みで動いているのか、とかそれなりに専門用語が出てくるような本が良かったのでこの株の教科書はその点良かったです。
もちろんある程度勉強されている方が見ると冷やかし程度にしか見えないでしょうが、会話風に進んでいく展開はあっさり読むことができますし、出てきた用語について深く理解をしたければ証券会社の Web サイトで幾らでも調べることができますし初心者にとってはオススメな一冊です。

この本の大きな特長は学生が書いているせいか、どこかやさしい大学受験対策本に見えてくるところです。難しいことはさらに専門書に任せますっていうスタンスが好きです。これから株を、というかた一度手にしてみてはいかがでしょう。

2005年03月25日

ブックストッパー

ブックストッパー

トモエ算盤 2004-07
売り上げランキング : 108,122

おすすめ平均
良いですよ-。

Amazonで詳しく見る by G-Tools

どうも辞書っぽい厚い本の最初や最後を読むときとか、本を読みながら同時に PC に触れたい場合に本を指定のページにキープしてくれると助かるわけです。

というわけで探してみると Amazon にぴったりのがあるじゃないかい。
どうも単純な作りで正直手作りできそうでしたが、2つあると便利そうなので思い切って購入。しかも 1,500円超えて送料無料なのです。

これ、めちゃくちゃ便利!
厚い本でも問題なし、薄くてすぐに閉じようとする本も2つブックストッパーがあれば完璧に本を開いておいてくれます。しかも全く邪魔にならないのだ。
久々のガジェットものヒットにうれしくなりました。

2005年03月16日

BLOG HACKS

ちょっと Blog の周辺技術は以前は MT のプラグインを作ったりして楽しんでましたが、もっと広範な知識を、ということで先日購入しました。

Blog Hacks ―プロが教えるテクニック&ツール100選
宮川 達彦 伊藤 直也

オライリー・ジャパン 2004-08-07
売り上げランキング : 4,140

おすすめ平均
プラグインの開発する人には向いていません
Blogいじりをする方必読
ブログいじりはたのしい。

Amazonで詳しく見る by G-Tools

こういう本はもちろん実践的に使えるネタが満載なのですが、このネタをうまく使って自分の作りたいものを作り上げるためのモチベーションアップにつながるという意味で僕は非常に好きです。

なんか楽しいこと考えている時にこういうエッセンスがつまった本を読むと頭が活性化されて色々なことを考えられるようになります。有名過ぎてあえておすすめするほどではないですが、覚え書きとして。

2005年02月07日

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき
クレイトン・クリステンセン

翔泳社 2001-07
売り上げランキング : 1,551

おすすめ平均
衝撃的な内容、自動車業界の今後が読める。
では、戦略とは?経営者の資質とは?
競争戦略論への翻訳が可能。新たな知見をもたらすか?

Amazonで詳しく見る by G-Tools

ここ最近修士論文に忙しくてなかなか本を読めなかったんだけど、電車の中でコツコツと読んだ本です。実に著名な本ですが、一応レビューを。

イノベーションが起こったときに名のある大企業がそれに対応できずに滅んでいく原因を幾つかの事例を取り上げながら明らかにしていく、という内容です。"破壊的技術"という言葉は以前どこかで聞いたことがあるので、たぶん誰かが引用したのかたまたま同じ言葉だったのかわかりませんが、個人的には魅力ある言葉です。

基本は市場をじっくりと分析してイノベーションにどのように対応するのか、もしくはどのようにイノベーションを引き起こすのか、ということが重要なようです。言われてみれば単純なことですが複数の業界動向を分析しているこの本は読み進めていくうちにどんどん引き込まれていきます。事例はいわゆるメーカーが属する業界が多いですが、IT 関連にも通じる部分が大きいかと思います。仕事のモチベーションが下がっているときや何か新しいことを始めようとする時に新しい知見を与えてくれるそんな本です。

ただ少し気になったのが、多くの事例が BtoB を念頭にかかれているのでこれが BtoC においても同様に言えるのかというのは少し疑問です。たとえばデジタル家電をひとつをとってみるとその中に含まれるコア技術は膨大であり多様なバリューネットワークに支配されることになるわけで、本にあるように単純にはいかないのではないかというのが僕の意見です。

今度は以下の本を読んでみようと思います。

イノベーションへの解―利益ある成長に向けて
クレイトン・クリステンセン マイケル・レイナー 櫻井 祐子

翔泳社 2003-12-13
売り上げランキング : 2,727

おすすめ平均
現在、私的ランキングトップです
unarguable
前作をしのぐ面白さ!

Amazonで詳しく見る by G-Tools

2004年09月04日

本の雑誌血風録 - 椎名誠

本の雑誌血風録
椎名 誠

おすすめ平均
ナントカナルダロ、ガハハ!
大人になってゆくシーナ
すばらしき青年期

Amazonで詳しく見る4101448248

中学ぐらいからいつの間にか本が嫌いになって、高校生の時は感想文書く以外では読書数ゼロだった僕が初めてと言っていいくらいここ 1-2 年ハマったのが椎名誠。

この本もまだ読み途中なのだけども、かなりおもろい。
っていうかシーナさんの過去の本を読んでないとあまり意味ないんだけど、そこがまたシーナさんのいいところで、読んだ本に出てくる人間を深く知らないと読者としても悔しいのでどんどん買っていっちゃう。

本の雑誌」の"実録"話が展開されていくのだけど、ほんと熱い、バカ、が似合う作品。

こういう風に本を紹介できるのも blog は手軽でいいね。